化粧品の輸入代行実務:STEP 5 商品加工/保管

【実務5】GQP・GVPのもとで大切に保管

これまでに述べた、成分分析/届出〜荷揚/通関のステップまでが、ICIが直接的に関与する業務です。しかし、貴社のご要望があれば、保管・加工・国内物流まで請け負うことも可能です。

ICIでは、関連会社である化粧品製造業・(株)フィットエクスプレス(FIT)との協業により、輸入・通関手続を経た後の商品の適切な管理を、貴社に代わって行います。他社にご依頼いただく場合と比較して、販売までに必要なコストの大幅ダウンが見込めるでしょう。

化粧品製造業許可の取得には、薬局等構造設備規則に合致した製造所・保管場所を設けることが要求されます。保管場所が清潔であることはもちろん、採光・換気や適度な広さの他、エアーコンディショニング(温度・湿度管理)が可能であることや、防塵・防虫・防鼠のための構造であることなどが定められています。

また、製造販売業者の法的要件であるGQP(市販後安全管理)ならびにGVP(品質保証管理)体制の確立が新たに定められましたが、FITの商品管理体制も当然この基準を難なくクリアしており、貴社の大切な資産である商品を専門のスタッフが大切にお預かりいたします。

様々な法的要件のクリアが必要とされる商品の加工・保管・物流に関しても、ICIへ一括でアウトソーシングしていただけば、貴社は商品を効率的に販売し、利益の最大化へと専念していただけるというわけです。

実務上のポイント

無事に通関してきた商品は、適切な場所に保管することが必要です。日本は1年の大半が高温多湿であるため、不適切な場所に短期間放置しただけでも容器の破裂や内容物の腐敗など、商品価値を損なう深刻なトラブルを招くおそれがありますので、くれぐれもご注意下さい。

なお、日本語表記の法定シールの貼り付けやシュリンクフィルム加工なども製造行為とみなされるため、商品パッケージに「発売元」などと表記してあるだけで、製造販売業許可を持たない事業者がこれらの行為を行うことは違法となります。くれぐれもご注意下さい。

2005年(平成17年)4月に施行された改正薬事法により、化粧品・医薬部外品の輸入販売は、「製造販売」に統合され、化粧品の輸入業者は国内メーカーとは異なり、輸入先製造販売業者または製造業者の登録と、通関前の製品販売名届出が必要となりました。

>STEP 6 国内物流

【イメージ画像】商品加工/保管