【化粧品の輸入代行】業務受託費用について

化粧品の輸入代行を承る際の業務受託費用は、成分検査・登録などに関わるイニシャルコスト（初期費用）と、輸入通関・物流費用（税金を含む）に大別されます。

同一アイテムを輸入される場合、イニシャルコストをご負担いただくのは一度だけですが、輸入通関・物流費用は、数量・サイズ・重量などによってかなりの幅が生じます。

充分ご承知とは思いますが、代金決済時の為替レートの変動も、トータル金額に換算した場合に大きなウェイトを占めますので、その点あらかじめご了承下さい。

イニシャルコスト（初期費用）

ＩＣＩに化粧品の輸入代行業務をご依頼いただく場合に必要なイニシャルコストについてご説明します。

製品のフォーミュラ（処方）が日本の薬事法で定められた化粧品基準に合致するか、事前にお調べします。製品に含まれる成分の数によって異なりますが、１成分あたり￥500程度必要であるとお考え下さい。

実際の製品がフォーミュラに記された通りの成分で作られているかどうかを検査します。検査項目によって異なりますが、１検体（１アイテム）あたり￥35,000程度が目安です。

化粧品の輸入販売に際しては、以下３ヶ所への届出が義務づけられております。

届出に際しては１機関につき￥5,000を手数料として承りますので、仮に１アイテムのみを輸入販売される場合、商品名登録費用の合計は￥15,000となります。

なお、１度に登録するアイテム数によって手数料は変動いたしますので、詳細は別途お見積もりいたします。

FOB＄10,000分の商品を輸入した場合をモデルケースとした場合、各種費用の概算金額は以下の通りとなります。

※為替レート：＄1＝￥120の場合

※1　商品のサイズ・重量によって変動します。目安としてお考え下さい。
※2　為替レートおよび送金金額によって変動します。
※3　商品の性質（危険物であるかどうかなど）によって変動します。5％～10％程度であるとお考え下さい。