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海外コスメのススメ
先日のコラムで記載しましたが、韓国コスメをはじめとする海外コスメの輸入量は年々増加しております。
日本輸入化粧品協会事務局によると当期(1月~12月)の化粧品輸入実績(歯磨、石鹸等は除く)は3318.2億円(前年同期2753.0 億円、前年同期比 120.5%)となり、コロナ禍前の2019 年(1~12月)の2825.4 億円をも上回る実績となったそうです。
なんと!2022年はコロナ過前の実績をも上回っているとのことです。
改めて海外コスメの需要は高まっており、今後も成長が期待できそうです。
今日はそんな注目度の高い海外コスメを輸入するときのポイントについて解説します。
気になるポイント①
【配合成分】
海外と日本とでは化粧品に配合できる成分の基準が異なります。
そのため配合されている全成分について細かく調査をする必要があります。
日本では化粧品に配合できる成分については厚生省告示第331号の“化粧品基準”で規制されております。
化粧品基準はこちらをご参照ください。
ただしここに記載されている成分名は日本語でかつ化粧品の表示名称ではないものも多いため全成分の確認には専門的知識が必要になります。
さらに海外コスメは外国製造業者より※INCIと呼ばれる国際名称で記載されているため解読は至難の業といえるでしょう。
そのため、当社のような輸入代行業者が発売元様にかわり業務を行います。
※INCI(インキ)とは、米国パーソナルケア製品評議会(PCPC:The Personal Care Products Council)の国際命名法委員会(INC:International Nomenclature Committee)という組織が、化粧品原料国際命名法(INCI:International Nomenclature of Cosmetic Ingredient)というルールに基づき作成する化粧品成分の国際的表示名称のことです。
気になるポイントその②
【パッケージデザイン等】
日本の法律では化粧品に使用できる効能効果に関する文言も厳しく規制されております。この表現のルールを逸脱してしまうと自主回収に至るケースも少なくありません。
海外から輸入する化粧品のパッケージには効能効果が英語などの外国語で表記されている場合が多く、外国語表記でも規制の対象となりますので注意が必要です。
化粧品に使用できる効能効果はこちらをご参照ください。
気になるポイントその③
【品質】
日本の気候と海外の気候は違いますし、輸送するときの環境もそれぞれです。
そのため製品が安定していないとトラブルになることもありますので商品品質はしっかりと確認をしておきましょう。
オーガニックやナチュラル化粧品ですと定温管理が必要なものもありますのでよくご確認のうえご相談ください。
当社では【配合成分】【パッケージデザイン等】【品質】について経験豊富でスムーズなサービス提供が可能です。
是非お問い合わせください。